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農産物直売所と小売の違いとは

自分が作った野菜や果物を販売する場合、農産物直売所もしくはスーパーのような小売店に出荷することが多いです。農産物直売所は組合が運営していることが多いので、小売店と間違いやすいですが、そうではなく、直売所においては農業組合に加入することが大切であり、加入をすると直売所にて販売をすることが可能です。

 

一方の小売の場合は、スーパーなどと直接契約をし、販売することができるので、組合に加入していなくても出荷することが可能となります。

 

農産物直売所にて出荷をする場合、自分で価格を設定しますが、時期によっては複数の農家が同じ野菜や果物を出荷することが多く、価格競争がおきてしまうことがあります。

 

近年ではどの野菜や果物も単一価格としている直売所が多くなっているので、どういった組合に属するかによっても異なりますが、他の農家と比べてあまりにも価格が高い場合は売れない状況が出てきます。

 

ですが価格が低くても売れ残ってしまうこともあり、いかに他の農家との違いを見せるか、購入者が手にとってくれるか、ということが大切になり、野菜や果物の見せ方、説明書の添付など工夫することが求められます。一方の小売店で農家の作った野菜として出荷をする場合、販売手数料を支払わなくてはならないことがほとんどです。

 

販売手数料は野菜一つの出荷に対してかかる場合と、野菜をいくつ出荷しても良いが場所代が定額で取られる場合とがあります。販売手数料はおおよそ15%から20%となっていることが多く、農産物直売所に比べ農産物の出荷数が少ない場合に向いています。

 

スーパーにて出荷するので、そのスーパーの価格よりも高い場合は売れ残ってしまう可能性が高く、農家同士の競争というよりも農家とスーパーなどの小売店との競争になることが多いのが特徴です。値段をつける場合は、他の農家や出荷するスーパーの価格を参考にしなくてはなりません。

 

農家の野菜ということで新鮮なイメージが付きやすいですが、スーパーの場合は新鮮さよりも価格を重視して買い物に来る人が多いため、さらに価格の付け方には十分注意する必要があります。農産物直売所は組合に加入しなくてはならないものの、トータルして考えた場合、販売手数料も少なく、しかも他の農家との価格競争は起きにくいです。

 

自由に自分が作った野菜をアピールすることも可能であり、こだわっている部分なども伝えることができるので、自由度は直売所の方があります。